
次女が生後1ヶ月になってから、ネントレを始めました!
私はすでに長女にネントレを行い、成功しており、ネントレの素晴らしさを理解しています。
なので、次女も生まれる前からネントレを行うことを決意していました。
ネントレについて、詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください↓

今回は、具体的な過ごし方と、実際にネントレを行った感想をまとめていきます。
私が行っているのは、南アフリカ方式のネントレです。
授乳時間の調整から始めて、長期的に1人で眠る習慣を身につけてもらいます。
全く泣かないわけではありませんが、親子ともに耐え忍ぶネントレではありません。
赤ちゃんが眠らなくて苦しんでいるパパママの負担を少しでも減らす手伝いになればと思っています。

生後1ヶ月の状況報告、おねがいしまーす!
1ヶ月からのネントレスケジュール

では、実際のネントレスケジュールを見て見ましょう。
私が参考にしたのは、こちらの本です↓
南アフリカのミッドワイフ(日本でいう助産師さん)の知恵が詰まったネントレスケジュールになります。
この本は、長女のネントレからお世話になっている私の育児本です。
ネントレをスタートするタイミングは、
体重増加も順調で、1度でも夜中に4時間程度まとめて眠ることができるようになったら3週目のスケジュールにはいりましょう。
、赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割
3週目のスケジュールというのは本書の中に出てくる1番最初の時間割です。

体重の増加も順調!
夜もしっかり4時間以上眠れてるよ~!

じゃあ、ネントレをスタートしていこう!
気を付けるのは上記の3点。
まずは授乳時間のみに焦点を当てたスケジュールをこなすだけです。
ひたすら時間だけを意識して過ごせば大丈夫です。

この時期は生活リズムを整えるのがメイン。
布団で一人で眠るのはまだまだ先の話…
実際のネントレスケジュール
それでは、実際に私がやったスケジュールを紹介します。
- 5:00赤ちゃんが目を覚ましたら
授乳授乳後はそのまま眠る
- 7:30起床 授乳
1時間遊んでお昼寝
- 10:00起床 授乳
1時間遊んでお昼寝
- 12:30起床 授乳
1時間遊んでお昼寝
- 15:00起床 授乳
1時間遊んでお昼寝
- 17:30授乳
- 18:00お風呂
お風呂から上がったら暗い寝室へ
- 18:30授乳 就寝
授乳後、寝かしつけ
基本的に、このスケジュール通り動きます。
「1時間遊ぶ」とありますが、この辺りは全く気にしなくて大丈夫。
授乳時間だけ気にして過ごせば、翌月以降には自然にスケジュール通り過ごせるようになります。
ネントレをする前の様子

ここからは実際にネントレを行った、私の体験談です。
赤ちゃんによって、ネントレの進捗状況は個人差がありますが、サンプルの一つとしてとらえてください。
私が次女にネントレを始めたのは、次女が生後1ヶ月を過ぎたあたりからです。
ずいぶん前に4時間以上連続して眠れるようになっていたのですが、私の勘違いでスタートが出遅れてしまいました。
日中の頻回授乳とぐずり泣き
ネントレ開始前の次女の様子は頻回授乳、短時間睡眠でした。
改めてそれを実感したのは、次女は生後1か月の時にRSウイルスに感染し、入院したときのことです。
>>入院体験談はこちら
入院中は授乳回数・授乳量・尿・便の数を細かく記録することになり、みっちり次女の現在の状況と向き合うことになりました。
入院中はおよそ3時間おきに授乳ができていればOKということでしたが、昼間の次女の授乳は1,2時間おきに1回。
そして、昼間の眠る時間はごく短時間ということがわかりました。
ぐずぐずしては授乳…でも眠れず…の流れを繰り返していたのです。
1日の必要な授乳量は十分なのですが、1度の哺乳量が少なく、授乳回数がすごい回数…

育児記録はストレスになり、生後数日でやめていました…
昼はぐずぐず、夜はぐっすり
昼は頻回授乳でぐっすり眠れず、機嫌の悪いことが多かったでが、夜は長時間眠ります。
長いときで6時間目を覚まさないこともありました。
昼と夜の区別は、生後すぐから意識していたのでそのためだと思います。

夜がきちんと眠れたから、昼間の頻回授乳に耐えれたよ

機嫌が悪いのは、RSウイルスに感染して体調悪いのもあるんだけどね。
ネントレを始めてからの変化
ネントレをすることを決めてからは、スケジュールを確認しながら黙々と時間割通りに育児をこなしていく日々です。
だらだらと頻回授乳だったのが、時間割通りの授乳になり、最初は機嫌が悪いことも多かったですが、徐々に次女もネントレのスケジュールに慣れてくれました。
スケジュール管理で迷いがなくなる
3週目のスケジュールを始めると、一度の授乳でしっかり飲めるようになり、おなかも見たされ、昼間もよく眠るようになりました。
昼間よく眠るようになっても、授乳時間が来たら起こします。
最初は授乳時間を守るだけだったので、授乳してそのまま寝落ちすることや、授乳時間目前に眠たくなってぐずつくこともありましたが、それも徐々に減ってきます。
時間割通りに過ごすので、私も迷いなく行動でき、「どうしてないているの?」と気に病むことが少なくなりました。

はじめは、授乳と授乳の合間に泣いたりしていたよね。

ちょこちょこ飲みが癖になってたからね。
でもおっぱいでなくても、抱っこでもなんとか時間まで待てたね。
日本のお母さんのほとんどは、赤ちゃんが泣いたらおっぱい!という指導を受けていますが、順調に成長し、しっかり眠れる子であれば、抱っこでも十分乗り切れます。
昼間に機嫌のよい時間が少し増える
3週目のスケジュールに慣れてくると、昼間に眠る時間が増えました。
しっかり眠れるようになると、起きている間の機嫌もよくなります。
授乳間隔をしっかり開けているので、授乳時間にしっかり飲むという習慣も付きました。
1回の授乳時間も長くなりました。

ネントレを続ければ続けるほどいい変化があったね!

授乳回数が減ったのは、ママのおっぱい事情としてもすごくありがたかったよ!>>おっぱいレスキューの記事はこちら
自分の時間を作れるようになる
赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割での赤ちゃんの就寝時間は19時です。
育休中の私は、19時に就寝するスケジュールが遂行可能なので、19時以降は次女の世話がなくなります。
まだ授乳からの寝落ちがほとんどでしたが、夜に赤ちゃんのお世話がないのはかなり負担が減ります。
次女が眠った後は、夕食や長女と過ごす時間にあて、それ以降は夫婦の会話や自分の趣味の時間にしていました。

生後1ヶ月から自分だけの時間がもてるなんて、夢のようだよね!
夜の授乳は2回~3回
19時に眠ったあとは、夜の1時に起きるというパターンが一番多かったです。
夜の3時や5時に起きてくることもありました。
多くても夜の授乳は3回でした。
次第に3時の授乳がなくなり、夜の授乳は2回になりました。
授乳回数が減ると、私も睡眠時間がしっかりと確保でき、翌日しっかり動くことができました。
夜よく眠っているおかげか、次女も日中ご機嫌に過ごしてくれました。

次女は秋生まれ。
寒くて眠たいこの時期に、授乳が少ないのはありがたかったです。
今後の課題

1ヶ月目は、授乳時間にフォーカスしたスケジュールでした。
実際にネントレをやってみて感じた今後の改善点はこちら。
どれもネントレをする前に対応しておくべき事案ですが、私の準備不足でその都度対応になってしまいました。
睡眠アイテムの確立
以前長女にネントレをした時、睡眠アイテムにおしゃぶりを使用していました。
今回も次女にもおしゃぶりを…と思い用意したのですが、次女は受け付けてくれませんでした。

2種類もらったけど、全部吐き出してやったぜ!
睡眠アイテムはおしゃぶりでなくてもいいので、気を取り直して他のアイテムを探そうと思います。
【追記】後日、ジャストフィットなおしゃぶりをゲットしました。
寝室の環境を整える
我が家は寝室が日当たり良好の南側です。
大きな窓が2つもついていて、光を遮るものはブラインド。
お昼寝の環境としては適しません。
ネントレは暗い寝室でお昼寝が鉄則なので、要改善です。
【追記】窓に暗幕をつけて、快適な寝室になりました。
簡単・低予算で部屋を暗くするには?で詳しく解説しています。
夫にきちんとネントレの説明を…
長女の時はワンオペ育児の日が多く、寝かしつけはほとんど私でした。
そのため「こんなのやってるよ~」と、軽い説明でよかったのですが、今回は夫も家にいることが多く、育児参加率が前よりも高くなりました。
夫にはネントレについてさらっと説明はしてありましたが、具体的な方法を知らず、夫がぐずる次女を抱いたまま寝かしつけてくれることが多々ありました。
家族間で方法が違うと、赤ちゃんが混乱してしまうので、今回次女にネントレをするにあたって、前回以上にきちんとした話し合いが必要だと感じました。

人によって寝かしつけが違うと、私も混乱するよ…

ネントレに限らず、夫婦間の意思疎通は大切!
上の子が大騒ぎする
遊び盛りの子どもの存在は、前回のネントレにはなかった問題です。
長女は現在4歳。
保育園から帰ってきた後やお休みの日は次女が眠っていてもドタドタと走り回ります。
木の積み木を倒す、フローリングでジャンプ、巨人のような足音で歩く…という騒音問題がいくつもあります。
制限ばかりだと長女もストレスなので、その辺の折り合いがどうなることやら…

次女が眠った後にされると、泣ける〜
【まとめ】とりあえず、授乳時間だけ守ればオッケー!

以上が1か月目のスケジュールと実践報告でした。
最初はとりあえず、授乳時間さえ守ればオッケーです!
4時間以上眠れるようになったら、生活リズムを整える。
これだけ頭に入れて過ごしてもらえるといいと思います。
そして、事前準備としてやっておきたいのが、
睡眠アイテムは赤ちゃんの好みがあるので、準備しても合わない場合もあるので、深く気にしないでOK。
寝室の環境と、家族間の協力体制はきちんと整えておかないと遠回りになりますので…
赤ちゃんが生まれる前にネントレを検討している人は、生まれる前にネントレ本を確認しておきましょう!

ネントレで笑顔のお母さんが、1人でも増えますように!