質問です。
- あなたはブラインドタッチはできますか?
- そして、あなたのお子さまにブラインドタッチを教えたいですか?
私の答えは、2問ともYES!
ブラインドタッチは、パソコンのキーボードを見ずにタイピングする技能。
タッチタイピングとも呼ばれています。
結論から言うと、
ブラインドタッチはパソコンの作業効率が大幅にあがります。
なので、
それによって、世界が格段に広がるよ!
というお話です。
「ブラインドタッチなんて機械音痴の私には無縁」
「子どもにパソコンなんてまだ早い」
そう思っている方は、ぜひご一読ください。
ブラインドタッチができるメリット
私は現在30代前半ですが、小学校6年生の時にブラインドタッチを習得しました。
かれこれ20年以上パソコンを使用してきていますので、よかったと思うことをまとめて見ました。
作業スピードの向上
文字を入力する時、ブラインドタッチができない人は、キーボードを凝視してアルファベットなりひらがなを探し、入力します。
下を見て入力し、ひと段落すると画面をチェックし、また入力…
たくさん文字を入力しても、序盤でミスをしていれば、はじめに戻ってやり直しです。
ブラインドタッチは手元を見ずに入力します。
視線は常に入力されていく文字にあります。
ミスをすれば、直ちに戻り修正できます。
どちらが作業効率が高いのかは歴然ですね。
文章の作成作業など、文字の多いものに特に効力を発揮します。
そして、ブラインドタッチで使用するのは両手の親指を覗く、合計8本の指。
8本の指にそれぞれ、担当のキーがあるので、下を見ずに担当箇所のキーを押すことができるのです。
ブラインドタッチのできない人は、使用する指が少ない場合がほとんどです。
パソコンの苦手意識が減少
スムーズに文字を入力することができると、パソコンの苦手意識も多少減少します。
書類の作成1つにしても、いつまでも文章の入力が終わらなければ嫌気がさしますし、レイアウトのやり方がわからないと手も止まります。
「パソコン、もう、無理〜!」
となってしまいますね。
けれど、ブラインドタッチができれば、文章の入力が早く終わるので、あとはレイアウトのみ。
難しいと思いがちなレイアウトも、検索すれば見本ややり方がいくらでも出てきます。
サクサクと検索ができるようになれば、見たまま真似をすれば書類を簡単に作ることもできます。
この感覚を得ると、書類以外もどんどん挑戦できるようになります。
プログラミングにも役立つ
私はエクセルのマクロとVBA、そしてプログラミングを少しかじったことがありますが、プログラミングのコードを書くのにもブラインドタッチは役立ちます。
コードは日本語ではありません。
英語に親しんでいないと、とても入力しにくいのです。
勉強するときは、テキストを見ながらコードを入力していました。
もし、ブラインドタッチができなかったら、テキスト→キーボード→画面…とひたすら視線を動かし続けなければなりません。
2020年から小学校にプログラミング教育が入ってきます。
これは論理的思考を学ぶことが目的の教育であり、俗に言われるコードを書くようなプログラミングではありません。
けれど、論理的思考を学ぶためのプログラミング教育を受ける上で、コードを書くようなプログラミングに興味を持つ子が増えてきます。
そんなとき、ブラインドタッチができたなら、学習効率は格段に上がりますよね。
学校で教えてくれないブラインドタッチ
そんな、有益なブラインドタッチですが、学校では詳しく教えてくれません。
私の記憶では、教科書に8本の指が担当するキーが書いてある表が載っているだけです。
確かに、1時間や2時間で体得できるものではないので、学校の授業で触れないのも頷けますが。
では、何をどのように学べばいいのでしょうか?
覚えるならローマ字入力
文字の入力方法は、2通りあります。
- ひらがなを直接タイプする、かな入力
- ローマ字でタイプする、ローマ字入力
入力速度が早いのは、打つキーの少ない、かな入力です。
たとえば、「ありがとう」と入力する場合、かな入力ならそのまま5回キーを押しますが、ローマ字入力だと「ARIGATOU」で8回キーを押します。
長い文章だと、さらに差は広がります。
けれど、実用的で覚えやすいのはローマ字入力です。
かな入力は50音全てのキーの場所を覚える必要がありますが、ローマ字入力ならアルファベット27文字を覚えるだけでOKです。
当然ですが、英語の入力も可能。
数字や記号などを入れるとさらに増えますが、普段使わない記号は覚えなくても特に困りません。
戸惑ったら、下を見ればいいのです。
さらに、プログラミング学習に移行した時も入力がしやすいです。
かな入力で覚えていると、アルファベットの位置がわからず、コードの入力に苦戦します。
ゲーム感覚で楽しく覚えられる
ブラインドタッチはゲーム感覚で覚えることができます。
無料のソフトもありますし、安価で優秀なタイピングソフトもたくさんあります。
私はタイピングソフトを使い、ゲーム感覚でブラインドタッチを習得しました。
その時はゲームとして夢中になり、文字の配置を約2週間で覚え、そのあとひたすら入力スピードを磨いていきました。
そのソフトは今でもタイピングソフトのおすすめとしてあがっていますので、また別記事で後日紹介しようと思います。
⏩おすすめ1
【たった1980円】タイピングの基礎は特打が最短コース!【不朽の名作】
【まとめ】ローマ字入力を覚えて、選択肢を広げよう
小学校3年生でローマ字を学習するので、それ以降ならいつでも覚えることができます。
英語を習い事としてする人も多いので、もっと早くローマ字を学んでいる人も多いかもしれませんね。
キーボードはまだなくなる可能性の低いツールだと思うので、子どもがスマホやタブレットでゲームしたりYouTube見ているなら、是非パソコンでタイピングソフトの使用をすすめてみてください。
また、ブラインドタッチできないよ〜という大人も、案外簡単に覚えれられるのでスキルアップの一環でやってみるのもおすすめです!